ザッポスが強いのは“「企業文化」への飽くなき追求”があるから。
先ず、サービスを中核とした企業文化を築いて、育むこと。
そうすれば、成果は後からついてくる。
とCEOは言う。
●10の「コア・バリュー」
社員の口から、頻繁にコア・バリューという単語が飛び出す。
それは、企業理念が指し示す方向に向かって、
全員が共に進んでいくことを助ける価値基準である。
企業文化そのものには形がなく、捉えどころがないのに対し、
コア・バリューはそれを具現化し、
毎日の行動に反映することを可能にする。
例えば、ザッポスでは個々の社員へ大幅に権限を委譲しているため、
社員は1日に何度も決断を迫られる。
そんな時、会社の存在意義やゴールという原点に立ち返り、
是か非かを判断することを容易にしてくれるのが、
コア・バリューなのだ。
①サービスを通じて、WOW(驚嘆)を届けよ
⇒顧客を・同僚を・取引先を・パートナーを、そして
投資家を驚嘆させる会社でありたい
②変化を受け入れ、その原動力となれ
⇒常に変化している会社でなくてはならない
③楽しさと、チョッと変わったことをクリエイトせよ
⇒“はみ出す”ことを恐れるな
④間違いを恐れず、創造的で、オープン・マインドであれ
⇒未開拓の可能性、解決策を模索する会社でありたい
⑤成長と学びを追求せよ
⇒社員1人1人が、常に向上する姿勢が会社の成長につながる
⑥コミュニケーションを通じて、
オープンで正直な人間関係を構築せよ
⇒互いに信頼できる人間関係を築くためには、
コミュニケーションが鍵
⑦チーム・家族精神を育てよ
⇒「同僚」を超えるつながりを築く。そうすれば、
どんな問題も課題も、力を合わせて乗り越えることができる
⑧限りあるところからより大きな成果を生み出せ
⇒現状に甘んじることなく、常に“より良い結果”
を目指す会社でありたい
⑨情熱と強い意志を持て
⇒常に、“できる”という姿勢で万事に取り組む会社でありたい
⑩謙虚であれ
⇒全ての人を尊重する会社でありたい
* * *
企業理念は、全ての会社に存在していると言えます。
しかし、ザッポスの凄いのは、それが社員の口から頻繁に
コア・バリューという単語で飛び出していることです。
企業理念が“お飾り”ではないのです。
毎日毎日、その浸透を図る努力が、相当なされてきたのでしょう。
※続きます。